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これまで、日本の社会は物質的な豊かさを追求し、どんどん豊かになってきました。しかしその一方、自殺者数は年間3万人を超え、特に働き盛りの中高年の男性の自殺が増えています。自殺者数の増加の背景には、うつ病が関係しているとも言われています。また、テレビや新聞では、連日のように子どもの虐待の問題などが取り上げられています。私たちの抱えている日々のストレスについても、ようやく関心が向けられるようになってきました。 このような時代の背景から、近年メンタルヘルスに関する関心が高まってきています。ようやく、その重要性が認識されてきたのでしょう。ですから、精神保健福祉士に対する社会の期待も、これからますます大きくなっていくと考えられます。 ソーシャルワークの仕事は、「クライエントと共に考え、自己決定の原理を尊重し、問題解決を図ること」です。それには、まず精神障害者のことを、「一人の生活者として見る」という視点が大切になります。精神障害を持っていても、それはその人のごく一部にすぎないのです。精神障害を抱えたクライエントと、まず‘人’として出会い、向き合っていく姿勢が求められます。 実際に精神保健福祉士として働いている人に話を聞いてみると、精神保健福祉士を志したきっかけは、‘出会い’だったと言う方が多いようです。例えば、家族や知り合いに精神障害の方がいたり、学生時代の実習で精神障害者の方と出会ったり。そんなきっかけで何かを感じ、精神保健福祉の分野に興味を持った方が多いようです。どのような仕事も同じかもしれませんが、特にこの分野は、人との出会いが志すきっかけになりやすいのかもしれません。 クライエントに寄り添い、共に歩んでいくことで、そこから生きる強さを学ぶことも多いことでしょう。一緒に悩み、揺れていくことで、精神保健福祉士自身も成長していくことができます。相手の心情を思いやり、共感しながら、一緒に歩いていくうちに、きっと色々な発見や喜びがあることでしょう。それこそが、精神保健福祉士の最大の魅力であるような気がします。 ▼精神保健福祉士について学べる専門学校サーチ>>精神保健福祉士について学べる専門学校サーチはこちらから
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