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精神保健福祉士とは、精神科ソーシャルワーカー(Psychiatric Social Worker: PSW)の国家資格のことです。1998年に施行された精神保健福祉法により、精神保健福祉士が国家資格となりました。2007年2月28日現在、30307人の精神保健福祉士がいます。 ソーシャルワーカーとは、障害を抱えたことで日常生活を送ることが困難になってしまった人に対し、その人がそれぞれの問題を解決し、より良い生活ができるよう援助していく活動のことを言います。たとえ障害があったとしても、その人らしく社会で生きていくことを目指し、一緒に解決策を探っていきます。この中で、特に精神障害者の方を対象に行うのが、精神科ソーシャルワークです。 精神保健福祉士の役割は、「精神障害者の社会復帰のための相談援助と日常生活の訓練」とされています。こころの病を患ってしまうと、様々な障害を抱えてしまう場合があります。精神保健福祉士は、精神障害者の抱える生活の問題を、共に考えていくのが仕事になります。その実際の仕事は、入院中の生活支援、退院にむけての援助、人権擁護、ご家族への援助、社会復帰への援助、地域での体制作りなど、実に多岐にわたっています。精神障害者をひとりの生活者としてみる姿勢が、精神保健福祉士には必要です。その大前提として、精神疾患や精神障害に対する正しい知識と援助技術を学ぶことが大切です。 日本では、「精神疾患を患ったら、精神科病院へ隔離・収容する」という考え方が、長く続いていました。現在、精神科病院には約33万人が精神科病院に入院しています。そのうち、病状が落ち着いているのに、住む場所や家族・地域の受け入れ体制が整わないために退院できない「社会的入院」の方が、約7万2000人含まれていると言われています。これからは、このいわゆる「社会的入院」の方が地域に戻れるように支援していくことも、精神保健福祉士の重要な仕事になってくるでしょう。 精神保健福祉士の資格がなくても相談業務につくことは可能ですが、やはり有資格者を優先的に雇用する流れにはなってきているようです。また、社会復帰施設などでは、精神保健福祉士の資格がある者を雇用することが義務づけられている施設もあります。精神科病院に長期入院していた方が、どんどん地域に移行してきているため、その受け皿となる社会復帰施設も増加傾向にあるようです。精神保健福祉士は、これからますます必要とされてくる資格であると言えるでしょう。 ▼精神保健福祉士について学べる専門学校サーチ>>精神保健福祉士について学べる専門学校サーチはこちらから
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